遠くて近い現実
[3 9]





 いつの間にか蒸し暑いばかりだった空気はさらりとしたものに代わり、朝晩には肌寒いから冷たさを感じるようになった。
 空を仰げば、白い細かい雲がいくつも連なり、夕焼けに赤く染まるのを見たりする。
 ぼんやりと小さなカフェの窓から外を見れば、今日は雲一つない青い空が広がっていた。
 ゾロの道場の近くにある、昔ながらの住宅を改造して店舗にしつらえられたカフェは、思った以上に温かい雰囲気で客を迎えてくれている。
 サンジは胸元から取り出した煙草の箱から一本を抜き出し、そっと口に銜えた。火をつけようとして、なんとなくそんな気にもなれずに口元で煙草を弄ぶ。
 禁煙席ではないけれど、こんな所で吸うには抵抗がある。
 ここに来たのは初めてだった。そもそも、こんな所があることすら、サンジは知らなかった。食べ歩きなど、そういえばここ暫くしてもいなかったし、ゾロの道場の辺りに行く気にもなれなかったからだろう。
   久しぶりに仕事は休みだった。
 本当なら一週間に一度はきちんとした休みがあるのだ。だが、ここ暫く意地のように仕事を入れていたら、ゼフから目玉をくらい強制的に三日間の休みを入れられた。
 そうなってはバラティエに行くわけにもいかない。あそこにいれば、ゾロと会う確率は上がるというのに。
 だからというわけではないが、暇を持てあまして外に出てみれば、道場の方へと歩いてきてしまっていた。そうしてこの古民家カフェに気付いたのだ。
 一人でぼんやりするには、とても気持ちの良い場所だ。
 頼んだコーヒーと軽食は、それなりな味ではあったが、妙に懐かしい感じがした。この家にふさわしい味だった。
 気を抜けば、考えることは一つだ。
 既に季節も完全に代わり、秋も深まろうかという時期になるというのに、サンジがゾロと顔を合わせたのは片手で数える程だった。
 それも偶然店の入り口で会ったとか、厨房に食事を取りに来たときに鉢合わせたなど、ささいな偶然でしかない。
 そんな時、ゾロはまったく今までと変わりないような顔をして、けれどどこか深い色合いの目でサンジをじっと見つめ、時には軽く声をかけて、通り過ぎてしまう。
 よそよそしい。
 その度に、サンジはいつも息ができなくなるような、そんな感覚を味わってしまっている。
 こちらから歩み寄ろうとしても、ゾロには隙がない。それはゼフの意向でもあるのだろう。何をゾロから言われているのかは知らないが、わざわざサンジとゾロを会わせないように画策しているのではないか。
 そう疑いたくなるくらい、ゾロとの接点を削られているような気がする。
 いくら混乱の極みにいても、こうも会えず、邪魔されていれば、そのうち落ち着く以外方法がない。ナミ達にも諭されて、サンジは一端気分と思考をリセットするように心がけた。
 そうしている間にも、時間は過ぎる。
 もう暫くすれば、ゾロの誕生日だ。
 ルフィ達は誕生会をする気満々だが、本当にできるのかどうか、この調子では危うい。
 何故こうもゾロは自分を避けるのだろう。
 一時の混乱がほんの少し落ち着いたら、まずその疑問が浮かんだ。
 すれ違いの末に家出された、ということはもう十分理解できた。けれど、それだけなら今の状態はどうだというのだろう。前より酷いすれ違いの日々だ。こんな日々をゾロが望んでいたのか、と思うと無条件で蹲りたくなるが、そんなはずはないらしい。
 それも絶対に有り得ない、とナミ達が口を酸っぱくして言い張るのを聞いて、ようやくサンジは重い腰を上げることができた。
 やっとゾロとのことを考えて動こうとした時には、既に自分をそっちのけで、ゾロの素行調査隊なるものが結成されており、動くに動けないサンジの代わりに仲間達が動き出していた。
 曰く、ゾロの一日の行動は非常に単調らしい。
 そんなことは知っていたが、中身を聞いて、さすがに絶句した。
 朝の新聞配達を四時には出て六時までに終わらせることから始まり、それから学校、終わったら道場。道場が終わる八時くらいに帰宅。
 それだけの日々なのだという。
 寄り道はしない。なので買い食いなどもしない。ましてや、誰かと遊びに行く姿など見たこともないらしい。学校の行き帰り、道場への行き帰り、全てにおいて誰かと一緒だというのを見たこともないと聞いた。
 たまにまとわりついている奴らがいるらしいが、ゾロの態度は一貫して無関心なのだという。
 何が楽しいのか分からない、とウソップは嘆いていたが、ゾロは竹刀さえ降っていれば満足なのだろう。そういうと、誰もが納得してしまうほど、ゾロは剣道というものにのめり込んでいる。
 それでも学校よりも道場の方がゾロの知り合いは多いというのが、ウソップ達の報告だった。
『あのね、サンジくん』
 すぐに思い出せる魅惑の声が、先程きいたことのように脳裏に甦る。
『ゾロの道場、見学自由でね、誰でも気軽に見に行くことできるんですって。結構家の人達が来たり、珍しい流派らしいからあちこちから人が見にきたりするらしいわ。だからこの間ビビ達と行ってみたの』
 チリッと胸が痛む。思わず銜えていた煙草を噛みしめると、紙の苦みがじんわりと口に広がった。
『あいつ驚いていたわ。ついでに言うと、わたし達がゾロがしている剣道に興味があるの、って言ったら仰天してた。腹が立ったから殴っておいたわ。失礼よね、わたし達をなんだと思ってるのかって話よ』
 けれどそれは、きっと自分がそう思わせたのだ。
 ゾロに興味など、誰も持たないのだと。自分のことなど、どうでもいいと人は思っていると。
 きっと口にしたら言い過ぎだと怒られるだろう。けれどそうとしかサンジには思えない。冷静になってみれば、自分の態度はそんな風にしか思えないのだ。
 ゾロを大切にしているけれど、興味のない子供。
 そんな扱いのように。
 いや、もしかしたら、出会った時からゾロはそう思っていたのかもしれない。ゾロという少年の生い立ちから察すれば、それは自然と思い浮かぶ。母親と暮らしていた時は良かったのかもしれない。けれど、母親が亡くなって暫く預けられていたのは、クソのような親戚もどき。
 きっと色々と言われたに違いない。そしてゾロは…あの小さな頃のゾロは。今のように全部をまっすぐに受け止めていたのではないだろうか。
 本当は、こんなこと、一番最初に考えなくてはならいことだったはずだ。
 なのに自分は、何故かゾロと一緒に暮らしていく『これから』のことばかりを、必死に見ていた。確かに色々考えることは多かったし、やることも沢山あった。
 自分の用意する未来の中に、ずっとゾロの居場所を作ってやるんだと、そんな風に思っていた気がする。
 『それまで』のゾロのことなど、忘れさせてやる。そうも思っていたかもしれない。あんなクソのような親戚もどきのことなど綺麗さっぱり忘れさせて、そして一緒に暮らしていくのだと。
 それが間違っていたとは思わない。けれど、本当はもっと聞かなくてはならなかったのではないだろうか。あのクソ共の元にいたその前は、ゾロは自分を大切に思ってくれている母親と一緒に、つつましかったかもしれないけれど、ちゃんと暮らしていたのだ。
 その思い出は、クソのような親戚と同じではなかったはずだ。きっと大切なゾロの一部だったはずなのだ。
 自分はそれを忘れていたのではないか。
 一緒にいることに夢中で、ゾロという少年がそこにいることにだけに気を取られていたのだろう。
 ゾロは自分といる時に、家族の話をすることは殆どなかった。たった二度。それもそのものを口にしたわけではない、ただ、そう匂わせる言葉を連ねただけ。痛い記憶をひっくり返しても、それくらいしか思い出せない。
「…どんだけだよ」
 思わず呟けば、情けなさがにじみ出た。
 ゾロを大切に育てた素敵な女性のことを、自分はまるで知らない。聞きもしなかった。子供だと散々口にしながら、そんな所も自分は甘えさせてはやらなかったのだ。
 何故こうも独りよがりだったのだろう。ずっとゾロのことを見ていたつもりで、実は自分がどうしたいかだけを追求していたような気がする。
 考えれば考える程落ち込んでいく、それももういつもの事過ぎて笑いたくなってくる。こんなことじゃ駄目だと分かっていても、この悪癖にも似た思考は留まることを知らないのだからしようがない。
 ほっと息を吐いて、冷めかけたコーヒーを口に含んだ時だった。
「すみません、お待たせしましたか?」
 キビキビとした声がかかり、サンジはそちらを見上げた。
 ちょっとまん丸な目に眼鏡姿の青年が、どこか申し訳なさそうに立っている。
「いや、突然声かけてすまないな」
「そんなことありません。初めまして、コビーといいます。いつもゾロさんには凄くお世話になっています」
 ペコリと律儀に頭を下げる。なんとなくそういう仕草がゾロと同じに見えて、サンジは苦笑した。
「なんで『さん』づけ、ついでに世話になってるのはゾロの方だろ、いつもゾロが世話になってるな。初めまして、サンジだ」
「いえ、練習ではこっちが本当にお世話になってるんです。それにゾロさんの方が入門が早かったんで、兄弟子になるんで『さん』づけは当然です。…というか、そんな気になるので、さんづけなんです」
 体育会系の規律というヤツなのだろうか。それとも道場特有のものなのか。はたまたコビー個人の感覚なのか。
 どちらなのかサンジには判別つかないが、律儀に答えるコビー自身は素直な青年のようだった。
 どうぞ、と向かいの席を指先で示すと、コビーはにっこりと笑ってサンジの前に座った。
 やってきた店のおばさんにアイスコーヒーを注文すると、またぺこりと頭を下げる。どうやら顔見知りらしく、おばさんはニコニコとコビーの言葉に頷いてた。
「ここには、よく来るのか?」
 そのやりとりを見てそう水を向ければ、コビーは大きく頷いた。
「はい、なにせ道場に近いですし。僕たち道場の者にはここ、安くしてくれるんです。きっとコウシロウ先生のおかげなんでしょう。だいたい練習終わったらもう腹ペコだったりするんで」
 照れたように顔を赤らめて喋るコビーは、とても純朴そうでもある。
 こいつにまず話を聞いてこいよ、と連絡してきたのはルフィだ。なんでも見学に行って、意気投合というより、非常にコビーには感銘を与える何かをしでかしたらしく、尊敬されてしまって仲良くなったらしい。
 どこまで本当なのか、甚だ怪しい話だったが、それを聞いていたナミ達が苦笑しかしなかった所をみると、実際何かやらかしたのは事実なのだろう。
「こんな平日の昼間で大丈夫だったか?」
「大学は結構自由ですから。だからこんな時間から道場に行ったりもしてるんです」
 大学生にはとても見えないくらい、コビーには屈託がない。ニコニコと笑って初対面のはずのサンジに相対している様は、親しみすら感じられる。
 火の点いていない煙草を取り、サンジは灰皿に置いて内心苦笑した。
 きっとそれは、ゾロの身内だと思っているからだろう。
 さり気なく見れば、コビーの身長はゾロとあまり変わらなそうだった。童顔なせいか、こちらがゾロの強面を見慣れているせいなのか、下手したらゾロより年下に思えてしまう。
 いくらなんでも中学生より下に見られたらたまらないだろうが、雰囲気が柔らかいのでそう思えるのだろう。
 コビーを基準にして比べれば、確かにゾロが年相応には見えないと言われ続けるのが、なんとなく分かる気がした。
 運ばれてきた水とおしぼりで手を拭いたコビーは、チラリとサンジを見ると、小さく俯いた。
 そうしてきつく唇を噛みつつ、目を上げ、サンジと目が合うと思わずといったように吹き出した。
「…あ、すみません、失礼ですよね、ごめんなさい。あのあのあの…すみませんっ」
 慌てながらも、無理矢理笑いを治めようとしているコビーに、サンジの目が座ってくる。
「すみません、ホント! ホントすみません、そんなんじゃなくて…ごめんなさい、あの! ゾロさんに聞いた通りだったもので…つい…」
 その不機嫌丸だしというより、ヤクザも顔負けに近い凄みに近い表情を見せられ、コビーは大慌てで手を振った。
「ゾロぉ? 人の顔見ていきなり吹き出すようなこと、あの藻類は言いやがったのか?」
 憮然と言い放つサンジに、いえいえいえ! と本当に焦りがちにコビーは否定真っ直中だ。
「そうじゃなくて、ゾロさんはサンジさんのことべた褒めですよ。ただ…その…よく眉が…こう…」
 指先が無意識なのかもしれないが、ぐるぐると回っている。
 サンジのこめかみが、ぴくりと動いた。それが怒りによるものだと気づけない者は、きっとこの世にいないだろう。
「ゾロさんに悪気はないと思います! ただ特徴としてですね。人に教えてくれる時に、ほら、あるじゃないですか! ぼくなら瓶底眼鏡とか! 鼻が低いとか、ほら、色々! そういう流れでですね!」
「そりゃお前の悪い部分じゃねーかっ」
「特徴ですぅっ!」
「賑やかねぇ、はい、おまちどおさま」
 楽しそうに割って入ったおばさんが、コビーになみなみと注がれたかなり大きめのグラスを置いていく。
 なんとなく二人してそちらを見上げて、横やりに適当に頭を下げる。それだけで、おばさんはにっこりと笑って戻っていく。
 気を削がれて思わず顔を見合わせ、二人して小さく吹き出した。
 ひとしきり笑いあった後には、初対面の気まずさが随分薄れて、お互いに普段通りの姿勢になっていたようだ。
「あー、で、話ってのはゾロのことなんだけど。あいつ、道場ではどうしてんの?」
 今のうちだ、と勢いに任せて普段のゾロのことを聞いてみる。
 コビーはきょとんとした顔を見せ、なんてことないように話しだした。
「ゾロさんですか? 去年くらいからいつ行っても道場で会いますよ。練習熱心で…というより、あれはどうなんだろ…とにかく凄い練習するんで、ぼく達の方が刺激になってます。ほんと、強いです」
「そんなに強いのか? あいつ」
「人には持って生まれた素質というものがあるのだとすれば、ゾロさんのそれは、まさに天性のものなんでしょうね。確かに努力も人一倍してます、いや、二倍…三倍かな。とにかくそこまでできる、というのがまず一つの才能です。またそれに見合った体力も気力も技量もつくときてる。見てると呆然としてきます」
「べた褒めじゃねぇか」
 アイスコーヒーへストローを差し込み、軽くかき回すのに合わせて涼やかな氷の音がする。
 コビーはゆっくり氷が回るのを見ながら、大きく息を吐いた。
「実際、羨ましいを通り越して、呆然とするしかないんですよ。それくらい、ゾロさんは何かが突き抜けてる。…強いっていうのは、辛いことなんだなって、ゾロさんを見ていてぼくは初めて知りました」
「は?」
「あれ? そう思いませんか? ルフィさん達もそう言ってましたけど」
 目を見開いたサンジに、不思議そうにコビーは首を傾げてみせた。
「うーん、なんて言ったらいいのかな、あんまり強いと感覚が違うのかもしれないですけど。自分達なら勘弁してくれって悲鳴あげるか気絶するかみたいな稽古でも、ゾロさんはやり抜くんですよ。そんでもって、キツイとか嫌だとか、たまらないとか言わないんです。そう思ってないっていうのが一番なのかもれしなですけど…。でも人ってきついとそう思って、自覚して、それからまた一歩無理して進むのが普通じゃないですか。だから、ゾロさんは果てしなく、とんでもないキツイ稽古をやりまくる。そこまでする必要あるのかな? ってぼくなんかは思うんです。けど、ゾロさんにはそれが当然なんです。疑問でもないんでしょう。それって…辛くないですか?」
 真剣にコビーはサンジを見つめた。
 どこか必死さすら滲ませている。
「ゾロさんは辛くないって言うし、実際そうなのかもしれないけど、けどぼくは…そんなの…辛いと思うんです。強いから、いくらでも我慢というか無理が利くんでしょうけど…でもそれでいいわけじゃないと、ぼくなんかは思うんです。時には絶対必要です、そういう闘志みたいなものも。でも始終それでなくてもいいじゃないですか」
 小さく首を振り、コビーは握り拳を作ってサンジへと躰を乗りだすように続けた。
「いつかきっと無理が来る、それも早く。そう思ってハラハラしてたんですけど、一向にそれもこない。だからきっと、資質っていうものもあるんだなー、って思うしかないんですけど。でも…だったらそれって、むちゃくちゃ辛くないですか? 果てが見えないって、これからもずっと無茶が普通ってことじゃないですか。…そんなのたまらないって…思うんですよ。ゾロさんからしたら余計なお世話なんでしょうけど…」
 ほっと力を抜いて、コビーは背もたれに寄りかかった。
「だから強いって辛いんだなぁって…」
 ほんの少し目線が横にずれる。そちらは道場のある方向なのだろう。
「ありがと、な」
 酷く理解しやすい話だった。今コビーが述べた言葉は、いつも自分が感じていたことと同じことだ。
 人に言葉にしてもらえて、初めて漠然としていた感情がしっかり形作った気がした。
「あいつに、そうやって気遣ってくれる人がいたってのが分かっただけでも、嬉しいもんだな」
 そう言えばコビーが真っ赤になって手を振った。
「そんなことないですよ! そんなのきっとあの道場の者達は皆気付いてると思います。それに、そんな走り続けてるゾロさんにはあなたがいるじゃないですか」
「ああ?」
 本気で疑問が喉から漏れた。なんだそれは。
「だって、そんなゾロさんが唯一道場で話してたのって、コックさんっていう…あなた…サンジさんのことでしたから」
「そんなこと話してたのか?」
 素で聞き返せば、しっかりとコビーは頷いた。
「聞けば、ゾロさんは結構話してくれますけど、大概がサンジさんのことでしたよ。ご飯が凄く美味しいから、買い食いとかする気にもならないって、よくぼやいてましたし。遠征行っても、一番困るのはご飯だって心底うんざりした風に言ってて、皆で笑ったりしたんですから。本人は本気で困っていたみたいですけど、他の飯がまずくて困るって」
 沈黙したサンジに、コビーは笑って続けた。
「そういう風に思えて、面倒見てくれる人がいるって、きっとゾロさんには一番嬉しいしゾロさんの為にも良いことなんでしょうね。だから、ぼくはサンジさんみたいな人達がいてくれるってことに、ほっとしたんです。きっと師匠もホッとしてたと思います」
 サンジはきつく唇を引き締めた。
 でも、ゾロは自分の元からいなくなった。
 本当に必要としてくれていたのなら、こんな風にいなくなったりはしなかったのではないか。
 黙り込んだサンジをなんと見たのか、コビーはゆっくりとまたゾロのことを話始めた。







久しぶりに更新です。止めどころがわからず、こんな所で一端UP
サンジのゾロ探しの旅が始まったかのよう…(笑)
続きは早めにあげます。
2012.1.26



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